宇宙真話-ウチュウシンワ-

人間心理、霊魂(たましい)や宇宙や巫子体質、それから精神世界のひとりごと

願いを叶えるために知っておきたい恐怖と執着と抵抗の仕組み

抵抗:やりたくない、したくない(執着と恐怖への抵抗)

 

執着:やらなければいけないしなければいけない(主に他人からの強要、社会の常識、「昔ながら」の伝統や習慣など、強迫観念や「しなければいけない」「手に入れよう」としたがるもの)

 

恐怖:抵抗と執着の根底、執着は恐怖から生まれて、抵抗は執着から生まれている

 

 

【恐怖強化のメカニズム】

 

   抵抗(→執着を強める)

恐怖<             >望み・願望(恐怖の反対)

   執着(→抵抗を強める)

 

 

順序:

 

1 恐怖>執着>抵抗

   

 

2 願望>恐怖:執着>抵抗  願望が強すぎても一回転して恐怖(執着)に転じる→抵抗が生じる

 

例)「働きなさい!」と言うと、相手に抵抗が生まれて働かない、働けない状態に陥る。また、たとえ働いたとしても続かない。

 

相手からの恐怖に従わされた、言わされて働いたという抵抗(反抗心)が強いため、長く働いたり望ましい仕事をすることが叶わない。

 

 

 

相手の恐怖に抵抗するために、

 

①適当に仕事をして相手の恐怖を逸らせたらまた仕事を辞める。病気をしたり体調を理由にしたり、相手にたいして暴力や反発で対抗する。

 

たとえ仕事をして従順にみせかけたとしても、それは恐怖で支配されて怖いので渋々動いた一時的な解決法。相手に服従して見せた逃避にすぎない。

 

相手は「思い通りにできた」と思って一時的な快楽を得るので少し大人しくなるが、またすぐに活発化しだす。そうするとまた仕事をしては辞め、仕事をしては辞めるをくりかえす。病気をしてみせることもある。

 

 

 

しかしこれらは、一見すると相手への抵抗反発だが、恐怖に自分を従わせようとする自分自身の執着への抵抗でもある。

 

恐怖に従わなければいけないと思っている「口でしゃべる・体を動かす」自分の執着にたいして、内の自分は「動かない、やりたくない!」といった抵抗をしてみせる。

病気にしてでも自分を止めようとするのは他人を恐れて従ってしまう自他の執着への、自分の抵抗だ。

 

相手や執着は恐怖を与えてくる。

恐怖を感じると生物はまず「抵抗」するからだ。

 

こちらが我慢したり反発すると言った反応でエネルギーを分散させたり、恐怖を受け入れることなく、「なにもしないでいられる」のなら、恐怖を与えてくる相手にコントロールされることは一切なくなる。

 

自分をコントロールしているのはあくまで自分なのだ。

 

執着も抵抗も自分の中にある。恐怖に従ってしまうのも自分の執着ゆえだ。恐怖があるから執着して、執着するから抵抗があって、抵抗から望みにも反発してしまう。

 

このやりとりをしていると自分のやりたいことをやる元気はぜんぶ使い切ってしまう。

だから疲れた現代人がひどく多くなる。あるいは興奮しっぱなしで死に向かうだけの人間もいる。

 

恐怖から動けば望みの仕事は見つからない。

抵抗があるから。

 

抵抗は悪くない。抵抗は執着、恐怖に反応している。

「口で喋って身体を動かそうとする」自分の執着は外から入ってきたものだ。

外側からの恐怖・執着からのコントロール→それに反応する強迫観念や反抗する抵抗だ。

 

抵抗は執着(恐れに恐れている、反応していること)に気づくための緊急かつ重要なサインだ。

 

相手の恐怖に恐怖して従っている一方で、絶対に言うことを聞きたくない抵抗したい心理が働くから、相手の願いを手折るために「仕事が続かない」「仕事ができない」状態で抵抗しだす。もちろんもっと深い理由があるとおもうけれど。

 

表面的には自己嫌悪や罪悪感などの執着が見られるけれど、執着があるなら同時に抵抗もあるので、相手の思い通りにできなくなる状態を創り上げる。

そうすると自分の願望も叶わなくなり、相手に抵抗することにエネルギーを使って望みを叶えるためのエネルギーが枯渇する。

 

たとえば、結婚を強制してくる親に抵抗するために結婚できない状態を作る場合もある。

親からの執着やコントロール(命令指図)された時点で抵抗が出ている。

そのときの自分の抵抗に気付かないでいるから、「結婚しよう」と思っているのに、行動はそれに反して「結婚できない」状態の、病気や精神的不具合等で抵抗を表現することがあるのだ。

 

 

 

我慢というのは、そういった理由で恐怖を優先してしまうので、いやがおうにも本当の願いから遠ざかって、さらには抵抗があるので失敗する。

 

恐怖に対抗することに力を使ってしまうので、反対に恐怖に対応するエネルギーが弱まってしまう。

 

反発や服従や我慢などで反応しっぱなしでいれば、恐怖への対応力が弱くなる。恐怖がなぜ与えられるかと言えば、このように反応させて恐怖への防御力を削ぐためだ。

 

だからなにもしないでいられれば恐怖を受け取ることはないし相手も何もできなくなる。操作できる隙があると思われる原因…恐怖で脅せば言うことを聞くと思われているので狙われるだけだ。

 

外の恐怖に反応すればするほど、ますます我慢や反発で恐怖から逃れようとする。

しかし、反応すればますます恐怖に弱くなり、恐怖がますます内側で活発化されていく。

 

やがて恐怖に支配され無力感や抵抗・執着に苛まれるようになり、我慢の限界を迎えてしまう。

 

内から不快感が湧き上がってきたら、恐怖から動ことうしている、抵抗があるよ、という最重要サインだ。

 

執着(恐れ、我慢、服従)があるから抵抗(対抗、反発、攻撃)も同時にでてきて、やらなきゃいけないから動いても抵抗がそれをさせまいと表現しはじめる。

ひどいときは病気をしたり大怪我をしたりして働けなくなることもある。

 

 

また引きこもる、テコでも仕事をしない。暴力を振るう。

逆に相手を脅したり、家を追い出したり、自分の立場や権力を悪用するといったこともある。これらも抵抗だ。

 

思い通りにコントロールしようとする人たち(執着)にたいして、てこでも動かないぞ(抵抗)が生じる。これが対人間でも自己間でも起きている。

 

 

抵抗を手放すにはこちらを参考にしてもらってもいいかもしれない。

 

huzimiko.hateblo.jp